今年も家老屋敷に『だんごさし』を飾りました

『だんごさし』とは福島県地方に伝わる小正月の行事で、他の地方では「繭玉」とか「餅花」などとも呼ばれています。
ミズキの若木に団子や小判、米俵、鯛、恵比寿、大黒などをかたどった「ふなせんべい」の飾りを吊るし、この年の五穀豊穣や家内安全、商売繁盛を願います。
今では行われていない地域もあるようですが、ここ会津では毎年この時期になるとスーパーや雑貨店などに『だんごさし』の材料が沢山並びます。各家庭のほか幼稚園や小学校などでも行われ、会津の冬の行事として子供達はとても楽しみにしています。
会津の冬はまだまだ長いのですが、この時期だけは色鮮やかな『だんごさし飾り』が家々を春のように彩ります。
『だんごさし』は家老屋敷の「台所」と「奥一の間」に飾りました。会津の冬の風物詩を是非お楽しみ下さい。
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