平成28年熊本地震の被災地「南阿蘇村」への義援金のお願い

 去る4月14日以降に発生した地震により、熊本県の多くの自治体で災害が発生し、その被害は甚大となっており、未だに地震が収束する状況には至っておりません。
 まずは、被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興がされますことを心よりお祈り申し上げます。
 旧会津藩家老・佐川官兵衛の終焉の地である南阿蘇村でも今回の地震により被災し、多くの村民の方々が不自由な生活を強いられ、復旧もままならない状況となっております。
 南阿蘇村は佐川官兵衛が明治十年の西南戦争の際に新政府の警視隊副指揮長として熊本県下に出征し、軍事的要衝・旧白水村に本陣をおき、数日の滞在後に進軍、旧長陽村黒川に於いて薩摩軍と遭遇し、その銃弾に仆れた場所です。
 南阿蘇村では、生前の官兵衛が部下の規律を徹底し、村人にも親しくに接したため、人々から慕われ、彼の死後、官兵衛を偲ぶための石碑が村人たちの手によって村内に多く建てられ、現在でも彼の治績が顕彰され、語り継がれております。
 また平成十三年には官兵衛が討死した場所の阿蘇の石の寄贈を受けて、会津で初めてとなる佐川官兵衛の顕彰碑が建立され、以来、会津若松市と南阿蘇村は官兵衛が取りなす自治体として官民ともに交流を続けてきました。
 この度、佐川官兵衛顕彰会は、この縁ある南阿蘇村において被災された方々の支援と、地域の早期復旧の一助となればとの目的で義援金を募集することといたしました。
 何卒、被災地・南阿蘇村の状況をご賢察の上、皆様の温かいご協力を頂きたくお願い申し上げます。
                                                                                              平成28年5月

                                      佐川官兵衛顕彰会
                                        会長 菅家一郎

 尚、義援金は直接、佐川官兵衛顕彰会事務局 会津武家屋敷にお持ちになるか下記口座までお振込み下さい。

       東邦銀行 会津若松市役所支店
       普通 104045
       佐川官兵衛顕彰会 事務局長 岩渕忠清

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