What is this?ー真ん中の写真は何でしょうか

答:会津藩主の功績や人となりなどが書かれている5mもある碑石をのせている亀趺坐(キフザ)と呼ばれる台座です。大きいものは直径が5メートルほどあります。
【会津松平家院内御廟についてー第1章ー】
 会津武家屋敷は杉木立が鬱蒼と茂る小高い山を借景として存していますが、この御山こそが会津藩二代から九代歴代の藩主が祀られる院内御廟です。
 約5万坪一山が墓山とされており、その規模、埋葬形態など全国でも屈指の藩主廟とされています。
 磐梯山麓にある土津神社は初代保科正之公が祀られていますが、この土津神社と院内御廟と両地で会津藩主松平家墓所となるわけです。
 特に土津神社は正之公自らの意思でその地を選定しています。会津城下からは鬼門の方角にあり「自分は神となって会津藩と会津領を護る」という位置づけをしたといわれています。
 院内の御廟は1657年に保科正頼(正之公の子)が明暦の大火が原因で亡くなりこの地を墓所として開いたのがはじめとなりますので、3世紀の歴史があることとなります。
 国指定の史跡となっていますがその規模故に山頂(入峰墓所:三代~九代墓所)までは山道(旧石段)の散策となります。
 広い専用駐車場はありませんので当館の駐車場をお使い頂いても結構です。(会津武家屋敷からは徒歩で往復約40分)
 来年は藩祖保科正之公が生誕400年、会津藩歴代藩主が眠る院内御廟を再考すべき機の時かもしれません。
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