ミニ歴史講座1

シリーズⅠ 「西郷頼母ってどんな人」 ①

会津武家屋敷の見どころの一つ、家老屋敷は会津藩の重臣であった西郷頼母の邸宅を昭和50年に復元したものです。
幕末・日本中が二つに分かれて戦った戊辰戦争で会津は戦場となってしまい、沢山あったはずの武家の屋敷はその殆どが焼かれてしまいました。
しかし、たまたま西郷家の鳥瞰図(上から見たスケッチ)が発見されたのをきっかけに、会津の文化や歴史、武士の心を広く今の人達に知ってもらおうと考えた会津の有志によって、綿密な時代考証と設計を基に建築事業が推められ、二年の歳月と沢山の費用を掛けて日本で初めての復元家老屋敷が完成しました。
今回の歴史ミニ講座ではこの家老屋敷の主であった西郷家とはどんな家柄であったか、また藩政時代の最後の当主であった13代頼母近悳(ちかのり)の人物とその数奇な生涯を幕末の会津藩のたどった道のりとともに紹介したいと思います。
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